Raymond A. Mason School of Business について
Mason Schoolの特徴を、5つのポイントから紹介します。
1. Small Sized Class
1、2年生ともに各学年110名程度と小規模で、1年生のCore Class(必須科目)は、2つのクラス(Section)に分けて授業を行います。各Sectionの人数は55名程度から構成されるため、教授と学生の距離が近く、学生の質問や相談に教授が親身になって対応してくれるなど、小規模校のメリットを充分に享受できる環境にあります。 また、学生同士の交流も深く、よりインタラクティブに学ぶ環境が整っています。
2. Learning Team
これまでのビジネス経験や出身国等のバックグランドをもとに5~6名のチームが組まれ、1年次は年間を通してこのLearning Teamで各プロジェクトに取り組みます。チームメンバーは、Diversityを意識した編成となっており、原則として、アメリカ人学生3名(うち1名はミリタリー経験者)、International Students(留学生)2名の組み合わせで編成されます。チームプロジェクトはどの科目においても一定割合で課せられることから、多様なメンバーとプロジェクトを進めていく貴重な経験を数多く得ることができます。特に、年に2回行われるSprint Weekでは、チームで与えられたテーマに沿って1週間の短期集中プロジェクトを行います。プログラムの特性上、必然的にチームメートと共有する時間も長くなり、1年間共に切磋琢磨したチームメートとの絆は何物にも代えがたいものとなります。また、バックグラウンドが異なるチームメートと同じゴールを目指すことで、プロジェクトの進め方や思考プロセスの違い等を理解する絶好の機会ともいえます。
3. Diversity
各学年ともにInternational Studentsの割合は36%程度で、出身国もアジア・ヨーロッパ・南米・アフリカと多岐にわたります。また、男女比率は約2:1、年齢層も20代~40代(平均年齢27歳)と幅広いタイプの学生から構成されます。加えて、アメリカ軍からも幹部候補生が20名程度ほど派遣されており、クラスメイトとして一緒に学ぶ環境にあります。このように多様な学生が集まり、授業のグループディスカッションから新たな学びを得ることで、私たちの学生生活をより充実したものにしています。
Diversityに関するより詳細な情報については「クラス構成」をご覧ください。
4. Executive Partners
Executive Partners (EP)と呼ばれる地元在住の現役及びリタイアしたビジネスパーソン(大企業の役員経験者、企業経営者が中心)が、様々なかたちで当校のプログラムをサポートしています。入学時より各学生に担当のEPが割り当てられ(各Learning Teamに2名のEP)、主にリーダーシップに関連する授業を通じて、リーダーシップのスキル向上をサポートします。多くの学生が月に1回程度面談を実施して、前回のミーティングからの目標の振り返りや次回までの目標を話し合ったりと、より良く成長できる環境が整っています。また、担当EP以外とも容易にコンタクトを取ることができるので、自身のキャリア形成の幅を広げるためのネットワーキングとして活用することもできます。この他にも、様々な科目において、EPから実務経験を踏まえたアドバイスをいただけるため、Mason SchoolのカリキュラムにおけるEPの役割は非常に大きいものとなっています。このEP制度は、他の学校にはほとんど類を見ない当校独自の制度と言えます。
Executive Partnersに関するより詳細な情報については、Mason School公式サイト(Executive Partners)をご覧ください。
5. Career Acceleration Modules
2年生の秋学期前半(Session A、8月末から10月中旬)には、CAM(Career Acceleration Modules)と呼ばれる専門分野に特化した科目を受講します。この期間中の授業は、 原則として月曜日から木曜日まで全てのクラスが各自の選択したCAMとなります。選択した分野を集中して体系的に学ぶことができるため、専門的な知識・スキルを効率良く身につけることができます。加えて、ゲストスピーカーの招聘や、優良企業の訪問を通じて、授業で学んだことが実際のビジネスでどのように活用されているのかを学ぶことができる実践に則したプログラムとなっています。
CAMに関するより詳細な情報については、「2nd Year」をご覧ください。
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